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切り花を長持ちさせるには10円玉が効くって本当?理由と注意点を解説

悩む人

水の中に10円玉を入れたらお花が長持ちするの?

こんな疑問に答えていきます。

お墓参りやお花を飾ってあるお花を見た時に、花瓶の水の中に10円玉が入っている場面を見かけたことはないでしょうか?

実は、花瓶の水の中に10円玉を入れると、お花の寿命を延ばすことができます。

しかし、実際に行う時は注意すべきポイントを知っておかないと、お花を枯らしてしまう可能性も。

この記事では、水の中に10円玉を入れることでなぜお花が長持ちするのか、さらにお花を長持ちさせるための注意点についても解説していきます。

タップできる目次

なぜ10円玉を花瓶に入れると良いのか?

10円玉の画像

結論、10円玉には殺菌作用があるからです。

10円玉を水中に入れておくことで、10円玉に含まれる銅イオンが少しずつ溶け出していきます。

溶け出した銅イオンによって、水中のプランクトンの発生を抑えることが効果が期待できるんです。

プランクトンの発生を抑えられると、水のぬめりが無くなり、お花の切り口も痛みにくくなります。

切り口が傷みにくいため、吸水力を良い状態で維持できる=お花の寿命が延びるようなイメージですね。

実は、10円玉を使った方法はヨーロッパなどでは古くから行われている手法です。

例えば、お墓参りで仏花をお供えする際に、そのままの容器だとボウフラが沸く危険性があります。

しかし、水の中に10円玉を混ぜておけば、ボウフラは発生しなくなるんです。

これも、銅イオンによる殺菌効果の影響によるものですね。

それくらい、10円玉が放つ殺菌作用は、お花にとってプラスの効果を与えてくれます。

かいり

靴に10円玉を入れておくと、においを防いでくれるとも言われていますね!

10円玉を使って切り花を長持ちさせる方法

10円玉を使って切り花を長持ちさせるには、正直10円玉1枚では効果は発揮しづらいです。

以下では、10円玉を使った効果的な方法をご紹介します。

10円玉は何枚入れるのが良いのか?

結論、10円玉は3~5枚ほど入れると良いでしょう。

ぶっちゃけ、多いほど効果的ではあるのですが、10円玉を入れすぎるとその後の管理やメンテナンスが面倒です。

あくまで実体験ベースなのですが、10円玉1枚ではお花の寿命に明らかな影響は見られませんでした。

しかし、4枚ほど花瓶に10円玉を入れたところ、水の濁りやヌメリが無くなっていることを実感しました。

例えば、銅製の花瓶にお花を入れておくとお花が長持ちすると言われています。

銅製の花瓶も10円玉を入れる時と同じ殺菌効果があるからですね。

銅製の花瓶を基準に考えると、多量に10円玉を入れすぎても、お花に悪影響を与えることはほぼ無いと言って良いでしょう。

しかし、管理面を考えると4〜5枚の10円玉を、新しいお花と同時に入れ替えるくらいの感覚がベストだと感じています。

10円玉を入れる時の注意点

10円玉を水の中で放置しすぎないようにしましょう。

水の中に浸すしすぎると、酸化によって10円玉は錆びてしまいます。

錆びると銅イオンの効果が半減してしまうため、殺菌効果を発揮しづらくなってしまうのです。

目安としては、花瓶の中のお花を新しいお花と入れ替えるタイミングで、10円玉も取り替えるとベストです。

もちろん、毎日の水替えに合わせても良いのですが、そこまで頻繁に10円玉を入れ替えるのは面倒ですよね。

お花の管理が面倒にならないくらいで、10円玉を交換することを個人的にはオススメします。

かいり

10円玉の交換頻度はなるべく最小限で!

銅製の花瓶を使うのも効果的

銅イオンを水中で発生させれば良いだけので、10円玉にこだわる必要は正直ありません。

外観に抵抗がなければ、銅製の花瓶を使うのも効果的です。

銅製の花瓶であれば、花瓶そのものが銅イオンを出してくれるので、10円玉を入れる手間が省けます。

さらに、10円玉とは比べ物にならないくらい広い範囲でカバーしてくれるため、効果も10円玉よりか大きいでしょう。(入れる数にもよりますが)

ただ、個人的にはガラス製の花瓶の方が見た目が好きなので、我が家では銅製の花瓶は使っていません。

ガラスの方がお花の全体像が見えるから好きだなぁ。

かいり

効果は間違いなくあるけれど、ここは見た目の好みを重視した方が良いかもです。(見た目が気に入ればむしろOK!)

結局はお花の延命剤が一番効果アリ

ここまで、10円玉を使ったお花を長持ちさせる方法を紹介してきましたが、やはりお花にとって一番優しく効果的な方法は「延命剤」を使うことです。

延命剤は、お花専用のものになるので、そもそもの安心感や信頼度が違ってきます。

できる限り、延命剤をメインに使用した方が、お花の寿命を確実に延ばすことができますからね。

とはいえ、延命剤を使うとどうしても費用がかさんでしまうため、なかなか手を出しづらいです。

対策としては、毎日の水替えは基本として、3日に1回は延命剤を使うなど少し日を空けて使う方法がオススメ。

さらに10円玉を入れておくと効果的なので、費用に余裕のある方はぜひ延命剤の利用も検討してみてください。

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切り花を長持ちさせるには10円玉が効くって本当?理由と注意点を解説:まとめ

今回は、10円玉を使った切り花を長持ちさせる方法について紹介しました。

切り花を長持ちさせる方法は、他にも色々なやり方があるのですが、10円玉を使う方法は特に手軽で効果的なので是非試してみてください。

10円玉は1枚ではなく、3〜5枚を目安に花瓶に入れると効果を実感しやすいですよ。

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